令和5年度 会長所信

『Chance,Challenge,Change』

~東金YEGの新時代へ+1(プラスワン)~


令和5年度会長 小川 喜晴

新型コロナウイルス感染症の拡大防止と毎日の生活を両立させるため、生活様式は大きく変化しました。私たち東金商工会議所青年部(以下東金YEG)の活動も同様です。新たな規範を掲げて、委員会会議へのリモートワークの導入や感染症対策を十分に考慮した事業の運営を行ってきました。また、事業や例会では実施方法の転換や工夫を行うことで、中止することなく開催できたことは東金YEGの財産になったと思います。

 一方で、今まさに、感染症関連の制度改正に向けた議論が行われています。私たち東金YEGも、また新たな活動視点を取り入れて活気ある地域づくりに向けた情熱ある行動を目指します。近年、新たなビジネス創出のチャンスとして「Web3、メタバース、NFT」が注目されています。合わせて、このコロナ禍で、多くの世代が「モバイル経由のインターネット」によるSNSや動画コンテンツ、情報アプリを用いたリアルタイムな情報の取得と発信の機会に触れることとなり新しいコミュニケーションやコラボレーションのツールが進展しました。私たちもこれからの時世に順応できるように、新しい角度から次の3つの「C」をスローガンとして取り組んでいきます。

Chance

YEG活動を通じて仲間と共に時間を過ごし、交流・親睦を図りながら研鑽を重ねることにより得られる知識や経験は、会員自身の成長と企業の発展につながる「Chance」だと思います。今年度も総務委員会、対外交流委員会、まちづくり委員会の3委員会構成です。青年部活動の中心である委員会会議に、これからの社会様式に合った手法を探究し、これまで気づかなかった新しい価値観を共有しながら積極的に参加し、取り組みましょう。

Challenge

私たちは、YASSAフェスティバル「ふるさとガーデン」、八鶴湖クリーン作戦、東金市産業祭「大輪投げ大会」等、行政や他団体、市民の皆さまと一緒に事業活動を行ってきました。東金YEGとしても新しいメンバーも増え、変わりゆく社会構造に対応するためには、イノベーション(これまでにない新しい製品やサービスを生み出すこと)が必要です。運営の仕方から見直し、会員が一丸となってYEG活動を楽しみながら、青年部らしく常識にとらわれない世界観を基に新たなモデルを生み出すことができるように「Challenge」します。

Change

私は、一人ひとりが変われば東金YEGが変わり、東金YEGが変われば、東金全体が変わると信じています。委員会活動と通して、自己を高める例会やワクワクする事業を行い、未来の目標を立ててYEG活動を続け、自分自身を「Change」しましょう。一人ひとりの変化が、仲間との団結で大きな力となります。今後の活動が地域発展に最大限の貢献ができる力を持ちましょう。

以上、3つの「C」とするスローガンと、一人ひとりが力を合わせて取り組むことで「+1(プラスワン)」の成長と成果を積み上げていきましょう。そして、今まで培ってきた土台を強化して、どのような時勢も乗り越えられる東金YEGの新時代を創り上げた時には、多くの仲間の笑顔で溢れているでしょう。

 

この“新時代東金YEG”で活気あふれる地域づくり、そして自らの事業を盛り上げていきましょう