「夢や希望を持ち、挑戦し続けることは大切なことである」
これを聞いての感想は、「当たり前」と考える人が多数を占めると思います。
しかしながら、日々の仕事や生活の中で挑戦し続けている人は果たしてどれだけいるでしょうか?。もしかしたら現代社会の中で仕事・生活を続けていくうちに、現状に甘んじてしまってはいないでしょうか。
少しずつでも良いから夢や希望に向かい挑戦することで、自分自身の成長に繋げることが会社や家族、仲間たちの成長に繋がるのではないかと私は考えます。そして、そんな成長を助けてくれる環境が東金商工会議所青年部であります。
異業種の若き二十歳から四十五歳までが集まった団体で、時には自分の夢や希望を語り合ってお互いを向上させ、
時には本気でぶつかり合って反発する。活動を通じて素晴らしい刺激を受けられる環境ではないでしょうか。
昨年度、佐久間会長は「一期一会~出会い、学び、進んで行こう~」をスローガンに掲げ活動された中で、多くの「出会い」の場を提供して頂きました。私自身、人との出会いが自分自身の刺激になり、成長に繋げるための第一歩であると感じた一年間でありました。本年度は、そんな出会いや成長のきっかけを更に広げるべく、会員メンバーの拡大を目標に掲げ活動して参りたいと思います。東金YEGも年々会員数の減少が進み、近年では自分たちだけではイベント等をこなすことが困難になりつつあります。この現状から目を背けていくことはできません。メンバー1人ひとりが危機意識を持ち、他人任せにすることなく自分の事と捉えて勧誘活動をして頂きたいと思います。もちろん私自身、率先して行動することを皆様にお約束いたします。
終わりに、小説「走れメロス・正義と微笑」の文中にこんな一節があります。「幸福の便りというものは、待っているときには決してこないものだ」この言葉の意味を私は、何事にも率先して自分から行動を起こし、幸福をつかみに行こうと解釈しています。本年度のスローガンに掲げた「前途洋洋」はこのような意味合いからも、仕事でも家庭でもYEGでも何でも、やるべきことをしっかりとやれば将来の可能性が広く開け、希望に満ち溢れることができるのです。
さあ皆さん夢を持ち、希望を持ち、明るい未来へ挑戦しようではありませんか。
【写真は平成27年八鶴湖クリーン作戦 アーチを作ろうから】