令和6年度 会長所信

『 SAY YES 』

~まずは一生懸命やってみよう~

令和6年度 会長 伊藤 哲也 

 新型コロナウイルスの流行も落ち着き、以前と変わらない日常が戻ってきました。しかし、元日に発生した石川県能登半島の地震により、今も避難生活を続けている方々もいます。我々の日常は決して当たり前のものではなく、いつ何が起こるか分からないものであります。何が起きても対応できる力をつけるとともに、何が起きても後悔しないよう日々を精一杯生きる必要があります。

 

本年度のスローガンは『SAY  YES』とさせていただきました。この一年はとにかく何事にも二つ返事で取り組んでいこうという趣旨です。

 

私は青年部に入会し今年で8年目となります。これまで多くのことを経験させていただきましたが、その多くは自身にとって初めての経験でありました。言葉を選ばずに言えば、面倒でやりたくないと思うこともありました。会議の進行や挨拶、県連での役員会や懇親会など、人見知りの私にとってはハードルが高いものばかりでした。しかし、今となってはやって良かったと心から思っています。やってみなければ分からない、自身に負荷を掛けなければ成長しないということを、改めて実感しました。先輩方や仲間達に導き促されながら、新たなことにチャレンジできる環境こそ青年部の魅力であると思います。

 

 本年度は青年部活動を部内に周知徹底することはもちろん、対外的にも積極的にPRしていきたいと思っています。①部員の参加率を高め、より魅力的な事業を実施する。②青年部の魅力を外部に発信し、新入部員やサポーターを増加させる。①②を繰り返すことで、より実行力のある強固な組織になっていくものと考えます。

 

 「私には必要ないから」「面倒だから」「意味がないから」と初めから決めつけてしまっては、これ以上の成長はありません。我々は青年部です。失敗する時間は十分にありますが、物事の是非を事前に判断できるほど成熟していません。まずは一生懸命やってみましょう。その後のことはそのあとに考えればいいのです。余計なものなどありません。本年度は、迷わずに『SAY YES』でいきましょう。