八鶴湖は東金市のほぼ中央、東金市東金に位置し、面積3.4ヘクタール、周囲約800メートルほどの池です。
池の南東側(市の中心街側)を除く三方は、「鴇ヶ峰(ときがみね)」と呼ばれ、小高い丘に囲まれており、市の中心街より少し高くなっています。
「鴇が峰」は野鳥、鴇がこの地に生息していたことを示し、そこから「鴇の嶺=鴇嶺」(現在の鴇嶺小学校の名称に使用されています。)
そして「ときがね→とうがね(東金)」と発祥しました。東金という名称こそがこの地の由緒あるシンボルとなっております。
八鶴湖は東金市の中心街からほど近く、最寄りの東金駅や東金市役所まで徒歩で約10分の距離にあります。
当地は東金おなり街道の終点で、東金御殿といわれる徳川家康が鷹狩りの際宿泊した御殿があり、現在の千葉県東金高等学校敷地内にありました。池は東金御殿築造の際、もともとあった「とき池」という小さな池を広げ現在の姿となり、谷池や御殿池、八鶴池(やつるいけ)と呼ばれ、人々に親しまれました。